2007年8月号  
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    [6面]  
 

≪学部発信≫

   
 

ネットワーク情報学部

 
 

「働く意義」刺激と発見 企業研修で目の色変わる

▲企業研修を終えて笑顔の学生たち

 「自分は社会に出てどんな仕事につくのだろう」。大学生活に慣れてきた2・3年次生になると、多くの学生はそのような問題意識をもつようになる。その疑問に答えるためには、世の中にどのような仕事があり、どれが自分に向いているかを知ることが必要となる。

 ネットワーク情報学部で対象とする「情報」という技術分野は、理系と文系にまたがる複合領域であり、コンピュータやインターネットの動作原理からeビジネスやインターネット広告の運営まで、その範囲はきわめて広い。

 しかも、日々急速に範囲が拡大している。そのため、すべての技術分野の教育を大学教員が手掛けることはもはや困難な状況にある。

 この問題に対して、産業界と大学が手を組み、共同で教育を行うことが効果的な解決策となるといわれている。大学が基礎分野を、産業界が応用分野を担当するのである。

 すでに当学部では、30社以上の企業と連携して、インターンシップ、産学連携演習、寄附講座など、16科目・44単位の講座を設置している。学生たちがこれらの講座を通して「情報」の応用分野を知ることは、自らの技術領域を拡大するだけでなく、自分の将来の仕事をイメージすることに大変役立つ。

暑い夏の熱い体験

 当学部の創設直後から開始した「企業研修」は、学生のキャリア教育に絶大な効果を上げている。この講座は、教員による事前教育、夏休み中の2週間のインターンシップ、後期初めの研修報告会で構成する。今年度は企業20社の協力を得て行い、その業種はソフトウエア開発、ポータル、映像配信、人材紹介、家電品卸などさまざまである。学生の受講動機の多くは、「会社で働くってなに?」という素朴な疑問の答えを見つけることにある。

 協力企業は多くの労力と時間を割いて中身の濃い指導をしてくれる。それだけに、学生にとってこの2週間は緊張の連続である。心身ともにくたくたになる。しかし、その中で得る刺激や発見は大きい。勉学の動機に気が付いたり、将来のキャリアを見つけたりする学生も珍しくない。

 目標を発見した学生は強い。目の色が変わる。キャリア教育とはそういうことであると思う。当学部では、産学が連携して強力なモチベーションをもった学生を育成したいと考えている。

(小林  隆)

 

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