2024.01.30 Tue
人間教育学科トピックス一覧

【人間教育学科】理科教育研究室のゼミナールで水族館を訪問

 
1月12日(金)、理科教育研究室(担当:新鶴田道也助教)に所属する3年次生など10名が、ゼミナールの一環として、「仙台うみの杜水族館」を訪問しました。今回は水族館の役割の一つである「教育」をテーマに見学を行いました。
 館内を案内してくださったのは、昨年度に引き続き、本学の生物科学科出身で飼育員の佐藤光優さんです。小学校との連携や、飼育、展示の工夫などについて教えていただきました。


水族館1バックヤードにも多くの水そうがありました
 バックヤードでは、エサの準備をしている場所や、保存されている標本なども見学させていただきました。水そうの中だけでなく、抜け殻やうろこなど、水族館は教材の宝庫であることが分かりました。
水族館2エサの準備や保存について聞きました
水族館3貴重な抜け殻に触れながら観察しました
 バックヤードの見学後には、4年次生が作成したワークシートを使用して、実際の理科の授業を想定した観察を行いました。また、飼育員の方にも貴重なアドバイスをいただくことができました。今回の見学を生かして、水族館と連携した理科教育の方法について、さらに学びを深めていけたらと思います。ご丁寧に対応していただきました佐藤さん、水族館の皆様、本当にありがとうございました。
水族館4
【参加した学生の感想】
佐藤 寿士幸さん(人間教育学科3年/岩手県花泉高校出身)
 生き物を飼育し、研究する上での工夫や、骨格標本や生体の展示によって生き物の生態や進化の痕跡を分かりやすく知ることができました。動物の体のつくりを学ぶ際には動物園での観察を行うことが多いと思いますが、飼育の工夫や展示されている生物の種類の豊富さという観点から、水族館での観察は有効なのではないかと感じました。