2023.12.15 Fri
生物科学科トピックス一覧

【生物科学科】仙台うみの杜水族館 飼育員の方に講演していただきました

 令和5年12月13日(水)、理工学部生物科学科の海洋生物・環境基礎演習(2年次後期開講科目)で、仙台うみの杜水族館の飼育員 大谷明範(本学卒業生)様に「私的水族館学概論~飼育員が考える、水族館はなにをするところか?」と題して講演していただきました。

 海洋生物・環境基礎演習では、海洋生物や水環境の研究に実績のある研究者に外部講師をお願いして、その専門を学生に分かりやすく講演していただいております。

 講演の中では、水族館の役割やマンボウのエサやり、異常時における生物の飼育管理について説明していただきました。
海洋1▲講演中の様子
海洋2▲仙台うみの杜水族館 飼育員 大谷明範氏
 また、ヨシキリザメを例に、他の水族館にはない展示・企画・研究、深海研究についてふれ、深海魚を食べる話や、新種のアンコウの発見話についてもお聞きすることができました。石巻における未利用魚・低利養魚の活用の取り組みについても取り上げていただき、本学とのかかわりについて理解を深めました。
 水族館職員が保持している資格についても紹介され、水族館への就職を希望する学生へ、貴重なアドバイスとなりました。

 全国各地の水族館に勤務している本学卒業生が数名おり、学科では水族館の飼育員を就職先として希望する学生が多く、現場の飼育員の生の声に熱心に耳を傾けていました。

 生物科学科のブログ(https://isu-bi-blog.blogspot.com/)には、仙台うみの杜水族館からお借りした貴重な深海魚の画像がありますので、そちらもご覧ください。