2023.12.19 Tue
学生生活TOPICS
本学学生が「第22回みやぎふるさとCM大賞」応募作品制作
宮城県内の市区町村が30秒のCMを通して魅力をPRする「みやぎふるさとCM大賞」(主催:khb東日本放送)。今年は、本学学生が石巻市の応募作品を制作しました。


成田 歩さん(理工学部4年次)、佐藤 侑哉さん(経営学部3年次)、遠藤 魁さん(同2年次)、尾内 梨穂さん、大樂 未咲さん、中山 さくらさん、紺野 朝夢さん(人間学部2年次)。
学生たちは、5月上旬に石巻市より依頼を受けてから9月下旬まで、3か月以上かけて企画から撮影、編集、完成まで、全ての工程を主体的に取り組みました。
完成した作品のタイトルは「自然が調和するまち」。豊かな自然から恩恵を受けて、私たちの生活が成り立っていることをテーマに、石巻の海と空の青さと木々の緑のコントラストの美しさや豊富な食材など、ありのままの魅力を表現しました。

12月2日(土)、khb東日本放送「ぐりりホール」(仙台市)で行われた審査発表会には、佐藤さんと遠藤さんが出席。遠藤さんが登壇し作品の魅力などを紹介しました。
結果、入賞とはなりませんでしたが、学生たちにとって次につながる気づきや教訓を得ることができた貴重な体験となったようです。
この審査発表会の様子は、来年1月3日(水)午後4時からkhb東日本放送にて放送されますので、是非ご覧ください。
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結果、入賞とはなりませんでしたが、学生たちにとって次につながる気づきや教訓を得ることができた貴重な体験となったようです。
この審査発表会の様子は、来年1月3日(水)午後4時からkhb東日本放送にて放送されますので、是非ご覧ください。
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作品が完成するまで~


9月28日(木)、石巻市役所本庁舎にて行われた完成作品報告会で作品をお披露目しました。





【制作に携わった学生のコメント】
成田 歩さん(理工学部生物科学科4年次・福島県福島明成高校出身)作品で使用したイラストはSDGs 17の国際開発目標のうち、“海洋資源”と”陸上資源”のロゴマークから着想を得ました。海の波とサカナで「石」、大地とトリ、ニホンザルで「巻」を表現することで、石巻だからこそ利用できる資源があるということを多くの人に再認識して頂き、陸・海域生態系及び生物多様性の保全について関心を持ってもらいたいという想いで作成しました。
佐藤 侑哉さん(経営学部情報マネジメント学科3年次・宮城県貞山高校出身)
初めてのCM制作はとても貴重な経験でした。アイディアを出し合い、全体を通して新しい発見がありましたが、同時にコミュニケーション不足や制作スケジュールの調整が難しく、予期せぬ問題にも直面しました。石巻市の期待に応えながら、最終的には完成したCMを見て達成感を味わいましたが、同時に挑戦的なプロジェクトであることを痛感しました。
良い作品を作るためには、自分がやりたいものだけでなく、広く多角的に考えてみることが重要だと学びました。
初対面のメンバーと活発に意見交流を行う難しさを感じました。話し合いの場で自分の考えを述べる際には、言い換え表現などを用いて自分の考えがしっかり伝わるようにしたいです。
尾内 梨穂さん(人間学部人間文化学科2年次・屋久島おおぞら高校出身)
石巻について深く考える時間が多かったため、石巻の魅力を再発見し、地域社会に対する向き合い方を学びました。この経験を活かし自身の出身地についても様々な視点から向き合い、いずれは貢献できるようになりたいと思いました。
学部・学年を超え、多様な価値観に触れることで視野が広がりました。自分の考えをわかりやすく伝えるためには相手の考えをしっかりと受け止め、理解することが必要であると実感。活動する際には、周囲の人の気持ちを考えて行動するように心掛けたいと思いました。
取り組みを通して学んだことは「最後まで責任を持って取り組む」こと。
さまざまな意見を取り入れてひとつの作品を制作することの大変さを感じましたが、完成した時には達成感を得ることができました。石巻市のPRに携わることができてとても良い経験になりました。
中山 さくらさん(人間学部人間教育学科2年次・宮城県築館高校出身)
自分の意見を発言することの大切さを学びました。学部・学年を超えた取り組みで、初対面の人との意見交流が難しかったです。それぞれ考えていることややりたいことがあり、意見がバラバラになった時には、自分の意見をしっかり伝えることが大事だと感じました。
今後は、講義やサークルなどでの意見交換の場を大切にし、自分の考えを相手に伝える力を高めていきたいと思います。
紺野 朝夢さん(人間学部人間教育学科2年次・宮城県大崎中央高校出身)
石巻市の魅力をどのようにしたらより良く、印象的に伝えられるかをメンバーで試行錯誤を繰り返ししながら取り組みました。チームで1つのものを作る難しさはありましたが、貴重な体験ができました。チームとして活動した経験をグループワークに活かしていきたいです。
本取り組みを通して、映像を使って伝える楽しさを知り、これからも自分自身で映像を使った作品などを作ってみたいと思いました。