2023.10.02 Mon
機械工学科トピックス一覧

【機械工学科】川島研究室が手作り電気自動車エコランに出場

9月17日(日)、名取市サイクルスポーツセンターで開かれた手作り電気自動車の省エネレース「2023 World Electric Vehicle Challenge 」に理工学部機械工学科自動車コース川島純一研究室が出場しました。
本レースには、オープンクラス(専門学校、大学、一般などが対象)の14チームとジュニアクラス(高校対象)11チームが出場。全25チームが電力72ワット時バッテリーで2時間走り、1周1600mのコースの周回数を競いました。
ekoran2▲エコランに参加した川島研究室(川島教授・左から2人目)
川島研究室の車両「Lightning River Island号」は、ドライバーの志賀柚月さんを乗せ、大きなトラブルもなく順調に周回を重ね15周を走破。オープンクラス7位となりました。
学生たちは、モーションカメラやGPSロガーを用いて本レース中の車両挙動に関するデータを取得。今後の卒業研究や次年度の車両開発に活用する予定です。
ekoran1▲「Lightning River Island号」を運転する志賀さん
ekoran3▲レース中ドライバーに指示を送るチームリーダー渡邊さん(中)
学生のコメント
■チームリーダー
渡邊 竜馬さん(機械工学科4年次・宮城県岩ケ崎高校出身)
メンバー全員が一致団結して取り組むことの大変さを感じました。均等に仕事を分配し、モチベーションを保つため、みんなで素麺を食べるなど楽しむことも心がけました。
車両製作時には、実際に走らせた際にブレーキの強度を保つことが難しく、補強のための対策をメンバーと先生が一丸となり解決することができました。
レース当日は、他チームの気迫やエコランにかける熱い思いを直接感じることができました。
レースは、我々の今までの苦労や努力が思う存分発揮できた、満足のいく結果でした。
今後はリーダーとして学んだ経験をいかし、社会で活躍したいと思います

■ドライバー
志賀柚月さん(機械工学科2年次・宮城県気仙沼高校出身)
今回初めて参加しました。先輩方が今まで長い時間をかけて研究を重ね作り上げてきた車両のドライバーは、とても責任が重く緊張しました。
本番前、不安と緊張が高まる私に、先輩から「大丈夫、楽しんで走ってくれば良いんだよ」と優しく声をかけていただき、緊張が緩んだのと同時に、自分にできる最大限の走りをして先輩の期待に応えたいという強い意志が芽生えました。
結果は惜しくも目標には届きませんでしたが、去年の記録を大幅に超えることができ、とても嬉しく思います。
今年の経験を活かして、来年も是非ドライバーとして参加したいです。
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