2023.09.11 Mon
ISU ONLINETOPICS

令和5年度 教師力向上セミナー「いしのまき教師塾」を実施

 公立小・中学校の教員を目指し、教員採用試験第二次試験に臨む本学学生と小・中学校に勤務している講師の先生方を対象に、令和5年8月23日(水)から8月25日(金)までの3日間、保育士・教員養成課程履修指導室で、個人面接と集団討議対策を実施しました。
 「いしのまき教師塾」は、教員の養成・採用・研修の一体化を図り、教師としての指導力向上を目指すことを目的に、今年度は3日間の「養成・採用」コースとして実施しました。1回目(23日)と2回目(24日)は、湯目隆之先生(元石巻市立蛇田中学校長)、3回目(25日)は、木村裕一先生(元石巻市立万石浦中学校長)を講師としてお招きし、「教育の今日的課題(個人面接と集団討議の実践)」をテーマにして、本学学生11名、小・中学校教員4名の合計15名が熱心に取り組みました。
 今後のセミナーは、「研修」コースとして、11月以降(期日未定)に「これから求められる学級づくり」、「よく分かる授業づくりの進め方」、「これからの教師の役割」などの講話と演習を予定しています。
いしのまき教師塾
<受講を終えての感想>
小学校講師:学生の皆さんが集団討議の課題に対して一生懸命考えており、勉強になりました。学校現場では、個人面接や集団討議の練習をする機会が少なく、貴重な時間を作ってくださり、ありがとうございました。校種の違う先生方の色々なアイディアを聞くことができたので、たくさんの引き出しを増やすことができました。

中学校講師:実践的な内容で、勉強になりました。宮城県の教育課題や時事と絡めながら、自分では思いつかない課題や解決策を様々な視点から多面的に考えることができました。この研修会で学んだことをもとに、落ち着いて自分の思いや考えを伝えられるように努めます。

学生:集団討議はあまり練習をしたことがなかったので、最初は緊張しましたが、何回か練習をしているうちに少しずつ慣れることができて良かったと思います。3日間練習したことを本番出せるように練習を重ねていきたいと思います。

学生:集団討議を経験して、講師の先生方の現場での実践をお聞きし、圧倒されました。集団の回数を重ね、自分の意見をしっかりもち、他の人の話を聴きながら協働する力がとても大切だなと思いました。また、面接での自分の弱みが分かり、参加して良かったです。貴重な経験になりました。