2023.07.17 Mon
生物科学科トピックス一覧
【生物科学科】海洋生物を観察!野外生物実習が実施されました ~万石浦~
理工学部生物科学科の1年次生を対象に、豊かな自然環境の中で生物学の体験と知識を養う「野外生物実習」が行われました。植物系実習に続く、今年2回目の野外生物実習です。
参加学生は、磯場や干潟をフィールドに渡波海岸と万石浦に分かれて、実習を開始。
万石浦の実習参加者は、震災後に再生された人工干潟に船で上陸し、調査の中で模様あざやかなアサリをたくさん発見して、万石浦の海の豊かさを実感していました。
一方、その後に訪れた浜では、東日本大震災後の生物の回復を妨げている原因について、ぬかるむ泥に苦労しながらも調査し、震災後のダメージがいまだ残る場所があることも学びました。
少し潮風がありましたが、青い空と海とのあいだで、楽しみながら学生たちは、たくさんのことを感じ、そして学んでくれたようです。
万石浦の実習参加者は、震災後に再生された人工干潟に船で上陸し、調査の中で模様あざやかなアサリをたくさん発見して、万石浦の海の豊かさを実感していました。
一方、その後に訪れた浜では、東日本大震災後の生物の回復を妨げている原因について、ぬかるむ泥に苦労しながらも調査し、震災後のダメージがいまだ残る場所があることも学びました。
少し潮風がありましたが、青い空と海とのあいだで、楽しみながら学生たちは、たくさんのことを感じ、そして学んでくれたようです。
【参加した学生のコメント】
■渡邉 修馬さん(生物科学科1年次・千葉県立印旛明誠高等学校出身)
僕は千葉県出身で、潮干狩りにはよく行っていたのですが、今回の万石浦実習ではいろいろなことに驚かされました。例えば、貝の大きさがまったく違うことです。千葉の方では、平均約3cm程度なのですが、万石浦では平均約4.5cmでした。また、身もつまっており、海がとても豊かなのが分かりました。しかし、震災前の干潟はもう海の中に沈んでしまい、アサリなどの生物も確認できませんでした。僕は今回の実習で、改めて石巻の海の豊かさを学ぶことができました。
■新倉 志劉さん(生物科学科1年次・山形学院高等学校出身)
今回、野外生物実習の授業を通して、人工干潟と東日本大震災により撹乱を受けた元々干潟だった場所を観察して、人間だけでなく他の生物にも自然災害は多大な被害を与えることを実感しました。また、人工干潟の場所によってアサリの個体数や大きさに差があり、とてもおもしろい授業でした。
■渡邉 修馬さん(生物科学科1年次・千葉県立印旛明誠高等学校出身)
僕は千葉県出身で、潮干狩りにはよく行っていたのですが、今回の万石浦実習ではいろいろなことに驚かされました。例えば、貝の大きさがまったく違うことです。千葉の方では、平均約3cm程度なのですが、万石浦では平均約4.5cmでした。また、身もつまっており、海がとても豊かなのが分かりました。しかし、震災前の干潟はもう海の中に沈んでしまい、アサリなどの生物も確認できませんでした。僕は今回の実習で、改めて石巻の海の豊かさを学ぶことができました。
■新倉 志劉さん(生物科学科1年次・山形学院高等学校出身)
今回、野外生物実習の授業を通して、人工干潟と東日本大震災により撹乱を受けた元々干潟だった場所を観察して、人間だけでなく他の生物にも自然災害は多大な被害を与えることを実感しました。また、人工干潟の場所によってアサリの個体数や大きさに差があり、とてもおもしろい授業でした。