2023.03.09 Thu
理工学部TOPICS

【食環境学科】卒業研究発表会を開催

2月8日(水)、2号館で理工学部食環境学科の卒業研究発表会が開催されました。

当日は、4年次12名が発表を行いました。
それぞれの発表後には質疑応答が行われ、発表者は、学生や教員からの鋭い質問にも丁寧に答えていました。


発表を行った学生が所属する研究室および卒業研究テーマは下表のとおりです。
※研究テーマは発表を行った順で掲載しています。

<食・環境系>
所属研究室研究テーマ
柴田研究室 コムギ無細胞タンパク質合成によるNF-κBタンパク質調製のための発現ベクターの作製
柴田研究室 コムギ無細胞タンパク質合成によるNF-κBヘテロ⼆量体の調製
高崎研究室 籾殻燻炭を作成活⽤した⽔質浄化
高崎研究室 農業と⽔産業の産業廃棄物による⽔質浄化
鈴木研究室 深海⿂のゼラチンと寒天からなる可⾷性フィルムの試作
鈴木研究室 リンゴ粉末を添加したパンの試作
玉置研究室 宮城県波津々浦に造成された⼈⼯⼲潟における台⾵1919号ほか⾃然的撹乱後の変化
<物理・化学系>
所属研究室
研究テーマ
前田研究室 両端固定のランダムウォークのエントロピー弾性
前田研究室 コオロギの群れのシミュレーション
鳴海研究室 隣接⽔酸基間架橋型チアカリックス[4]クラウンの合成
山崎研究室 Pt-Rh/LaAlO3触媒によるバイオエタノール⽔蒸気改質反応特性に及ぼす貴⾦属共存効果
山崎研究室 バイオエタノールの部分酸化反応によるアセトアルデヒド合成におけるAu-Pt共存効果
食環境学科卒研発表①△発表する熊谷さん
食環境学科卒研発表➁△各自で準備した発表の要旨
<卒業研究発表者の感想>
■ 熊谷 竜矢さん(理工学部食環境学科4年次・青森県東奥義塾高等学校出身)

①卒業研究のテーマ・研究内容
テーマ「産業廃棄物を有効活用できるような水質浄化システムの考案」
農業と水産業における代表的な産業廃棄物である『もみ殻』と『牡蠣殻』をろ材として利用した水槽による、水質浄化実験及び水質の測定を行いました。


➁そのテーマを選んだ理由
近年話題となっているSDGsに、私が所属している研究室の高崎みつる教授が専門とする水質という観点から貢献できないか考え、テーマに決めました。

➂卒業研究で苦労した点

本研究で使用する装置やその装置を置く簡易施設を、廃材などを活用してキャンパス内に自作したことが一番大変でした。


④卒業後の目標
卒業後は農業関係の施設に就職するため、本研究のテーマであったSDGsに貢献するという意志を忘れず、廃棄物を有効活用することや最終的には廃棄物を無くしていくことを目指していきたいと思います。 

 
※理工学部食環境学科は、令和4年4月から学生募集を停止しています。