第2次中長期ビジョン

石巻専修大学は、建学の精神「社会に対する報恩奉仕」のもと、平成元(1989)年4月1日に開学し、そして21世紀を迎えての21世紀ビジョン「社会知性の開発」を理念とし、「諸科学の研究を通して、地域及び国際社会の発展に寄与するとともに、高度な専門知識と豊かな教養を身につけた有為な人材の育成」を目的として、「第1次中長期ビジョン(2020~2024年度)」の下で教育研究活動を推進してきました。
その後継となる第2次中長期ビジョン(2025~2029年度)は、将来の社会変化を念頭に置き、今後の本学のあるべき姿について描き直すとともに、石巻圏域を支える唯一の高等教育機関としての永続性を担保するという観点から策定を進めてきました。
この第2次中長期ビジョンは、大学のブランドスローガンである「地域に根ざして世界に尖った大学」を継承しつつ、「学生を基本に据えた大学づくり(学生第一主義)」と「社会から真に評価される大学への転換」の両輪をサブスローガン「地域とともに学生と地域社会の未来をつくり、社会から真に必要とされる大学を目指す」に掲げ、7つの行動目標と行動計画を示すことにいたしました。
その後継となる第2次中長期ビジョン(2025~2029年度)は、将来の社会変化を念頭に置き、今後の本学のあるべき姿について描き直すとともに、石巻圏域を支える唯一の高等教育機関としての永続性を担保するという観点から策定を進めてきました。
この第2次中長期ビジョンは、大学のブランドスローガンである「地域に根ざして世界に尖った大学」を継承しつつ、「学生を基本に据えた大学づくり(学生第一主義)」と「社会から真に評価される大学への転換」の両輪をサブスローガン「地域とともに学生と地域社会の未来をつくり、社会から真に必要とされる大学を目指す」に掲げ、7つの行動目標と行動計画を示すことにいたしました。
第2次中長期ビジョン(2025~2029年度)
行動目標① 学生支援の強化による学生活動実績の向上
行動目標② 地域連携による社会実装と地域教育の強化
行動目標③ 社会実践教育の全学的な拡充
行動目標④ 収容定員充足に向けた教学改革と入試改革の一体的な推進
行動目標⑤ 少子化を乗り切る魅力ある教育組織の新編
行動目標⑥ 教職協働の実現に基づく大学改革の推進
行動目標⑦ 財務の健全化に向けた対応
行動目標① 学生支援の強化による学生活動実績の向上
行動目標② 地域連携による社会実装と地域教育の強化
行動目標③ 社会実践教育の全学的な拡充
行動目標④ 収容定員充足に向けた教学改革と入試改革の一体的な推進
行動目標⑤ 少子化を乗り切る魅力ある教育組織の新編
行動目標⑥ 教職協働の実現に基づく大学改革の推進
行動目標⑦ 財務の健全化に向けた対応
[中長期ビジョン 行動目標① 学生支援の強化による学生活動実績の向上]
行動計画 |
〇 石巻専修大学は、学生の大切な未来を約束していくため、“活気あるキャンパスづくり”に向けた諸施策を推進していくとともに、学生一人ひとりの納得度の高い進路選択の実現を目指します。さらに、強化指定サークル(硬式野球部、弓道部、女子競走部、サッカー部等)の活動実績の向上を図ることにより、スポーツを通じた学生交流の活性化を図ります。
【行動計画】 ① 基礎学力の向上に資する取組みの推進 ② 学生の納得度の高い進路選択の実現 ③ 活気に満ち溢れたキャンパスづくりに資する学生活動の活性化 |
[中長期ビジョン 行動目標② 地域連携による社会実装と地域教育の強化]
行動計画 |
〇 石巻専修大学は、地域社会との連携・共生を重視し、地域に愛される大学づくりを目指します。そのためには、学生を主人公に位置付けて、地域連携による社会実装と地域教育の強化を推進していくことが何よりも枢要です。さらに、SDGsの理念を踏まえた持続可能な社会の創り手を育成する観点から、学生自らが石巻圏域の諸課題解決に積極的に取り組み、持続可能な社会を維持・発展させていくための経験を重ねていく仕組みを整備します。加えて、教員の研究活動が地域社会に還元されることにより地域社会の課題を解決し、新たな価値を創造する仕組みも構築します。
【行動計画】 ① Vision1-初等中等教育との接続の強化 ② Vision2-社会との接続及び連携の強化 |
[中長期ビジョン 行動目標③ 社会実践教育の全学的な拡充]
行動計画 |
〇 石巻専修大学は、本学が標榜している“ISHINOMAKI is CAMPUS”を大学組織レベルで体現し、都市部にはない本学ならではの魅力で社会からの評価をたしかなものにするべく、低年次からプロジェクト型学習(PBL)や演習科目の充実を図るとともに、社会実践力を高める授業科目の開設を進めます。このことにより、カリキュラム全体を貫く社会実践教育の全学的な拡充を目指します。
【行動計画】 ① カリキュラム全体を貫く全学的なPBLの設置 ② 社会実践力の向上に向けた導入プログラムの整備 |
[中長期ビジョン 行動目標④ 収容定員充足に向けた教学改革と入試改革の一体的な推進]
行動計画 |
〇 石巻専修大学は、教学改革と入試改革を一体的に推進していくことで高大接続を更にシームレス化していきます。このことにより、本学のアドミッション・ポリシーを踏まえて入学する学生の能力を最大限伸長できる教育システムへの転換を図ります。さらに、今後計画予定の教学改革の魅力を余すことなく広報することにより、本学の社会的評価と存在感を高め、ひいては入学定員の充足を目指します。
【行動計画】 ① 柔軟な教育システムの構築 ② 入学者選抜制度改革の推進 ③ 教学改革を活かした大学広報活動の推進 |
[中長期ビジョン 行動目標⑤ 少子化を乗り切る魅力ある教育組織の新編]
行動計画 |
〇 石巻専修大学は、この急速な少子化時代を乗り切るために、魅力ある教育組織の新編を進めます。その際、本学が石巻圏域を支える唯一の高等教育機関としての永続性の担保や、規模の適正化の観点も踏まえながら、新たな教育組織体制へ転換していくことを目指します。 |
[中長期ビジョン 行動目標⑥ 教職協働の実現に基づく大学改革の推進]
行動計画 |
〇 石巻専修大学は、本ビジョンを着実に推進していく必要があることから、大学組織としての機能を最大限に発揮できる教職協働に基づく大学運営への転換を早急に推進していきます。 |
[中長期ビジョン 行動目標⑦ 財務の健全化に向けた対応]
行動計画 |
〇 急激な少子化時代を乗り切る魅力ある教育組織の新編と、本学の強みである石巻圏域を舞台とした社会実践教育の充実こそが、他大学では体験できないレベルの、まちづくり・ひとづくりへの参加型実践教育、科学技術を都市問題解決に活かす実践教育、自然環境を生かしたフィールドワーク、そして、質の高い導入教育を実現します。これらのことを実現することにより、本学では、他大学と大きく差別化できる大学教育を学生に提供し、社会的評価を高めることで「収容定員の充足」を実現し、ひいては財務の健全化を達成します。 |
以 上