専修大学の創立者達は、明治初期に選ばれて米国留学し、帰国後はその果実を、自己の立身栄達ではなく、教育研究を通じた新しい市民社会の創出という大きな目標に生かしました。そこに、社会知性の発露をみることができます。そこで、本学では国際交流を重要な教育研究機会と捉え、国際交流センターを中心に質・量ともに優れた国際交流を行っています。
国際交流センター長商学部教授大林守
創立者たちの情熱に火をつけたものは、国際交流の実体験です。たしかにICT(※Information & Communication Technology:情報通信技術の略)の発展は情報流通を飛躍的に発展させた結果、世界の状況をリアルタイムに観察することを可能にしています。しかし、疑似体験と実体験を混同してはいけません。学生時代に、積極的な目的意識を持ち、異文化を実体験することの効用は計り知れません。目的意識があるからこそ、それを実現するための計画や努力ができるのです。そして異文化体験は、自己中心の考えから抜け出し、客観的な考えを身に付け、寛容性を養う機会となり、国際人への近道となるのです。
国際交流センターには、全世界的な国際交流提携校および研修校に対する留学プログラムがあります。そして、効果的な留学のためには十分な準備が不可欠なことから、多種多様な留学準備プログラムを用意してあります。十分な準備を行った学生には十分な留学チャンス、すなわち1年間の長期交換留学プログラム、中期留学プログラム、そして夏期・春期留学プログラムが用意してあります。こういったプログラムの中には社会知性開発コースとして、海外インターンシップ、サービスラーニングそしてエコボランティアを含むものもあります。
もちろん、留学だけが国際交流ではありません。各学部・研究科には正規留学生がたくさん在籍していますし、国際交流提携校からは、日本語、日本文化そして日本のビジネスを学ぶためにたくさんの交換留学生が定期的に滞在しています。そういった外国人留学生達との交流の機会も設けてありますから、学内でも多様な国際交流体験が可能です。
国際交流に興味のある学生は、思い立ったら、なるべく早く国際交流センターを利用してください。たとえば、本学では1年間の長期交換留学をしても4年間で卒業することが可能です。しかし、そのためにはきちんとした事前の留学準備が入学時から必要です。早めの相談が実りある国際交流につながります。