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国土情報の利用ゼミ [担当:熊木 洋太]

ゼミナール名称国土情報の利用ゼミ(熊木ゼミ)
研究テーマ地理学は、個々の具体的地域・地点の環境の質、災害危険性、開発利用可能性などを明らかにすることなどによって、社会への応用に役立ち、行政はもとより企業や個人の活動に対して指針を与えることができます。これには、地形図、空中写真、その他場所を地図上で示すことのできる各種の資料(国土情報)を収集・分析し、また現地調査を行うことによって、個々の地域・地点を評価し、その結果を適切に地図化して示すことが重要です。本ゼミでは、このような能力を身につけることを目的とします。
ゼミナール所属文学部環境地理学科
学習内容受講生の自主性を重んじながら、以下の活動を行い、全員で討論を行うことが基本です。
1) 各自が興味を持つテーマの文献や応用地理学的な主題図の事例の紹介
2) 地図・空中写真の分析、現地調査、主題図作成等の実践
3) 4年生は卒業論文完成に向けた発表
4) ゼミ合宿、巡検
 
実際に行うことは年によって違いますが、3年生の課題としてある都市のハザードマップの共同作成、新旧地形図を用いた首都圏の地形改変状況の調査、といったことを行ったことがあります。また、民間地図会社の訪問を行ったことがあります。多摩区3大学連携プロジェクトの一環として日本女子大が中心となって行った「多摩区の小学生と学生ボランティアによる交流会「生田緑地で新しい発見?!」」のお手伝いをしたこともあります。
ゼミ生の人数2014年度は4年生8人,3年生7人の15名(うち女性4人)
開講日時など毎週木曜日4限(2014年度)
卒業論文・卒業研究4年生は卒業論文が必修です。このゼミでは卒業論文作成のための指導も行います。
ゼミナール合宿最近では毎年2月または3月に1泊のゼミ合宿(巡検)を行っています。次年度に所属することが決まっている2年生も参加します。2014年は千葉県鴨川市へ行き、地形(海岸地形、地すべり地形など)、棚田や海岸の環境・景観保全、観光資源開発、防災対策(津波対策、海岸侵食対策)などに関する観察・見学などを行いました。
OB・OGの進路就職先、進路はさまざまですが、国立大学の大学院への進学、地方公務員、測量・環境調査コンサルタント、運輸関係などが多いようです。
教員紹介担当教員は、地形学(発達史地形学、変動地形学)とその応用(特に防災への応用)の分野と、地図学・地理情報科学の分野で、それぞれ専門技術者として活動していた経歴を持ち、これらの分野を社会の問題の解決に応用することに強い関心を持っています。

熊木 洋太[研究者情報データベースへ]

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[2014年4月更新]