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毎年度話し合ってテーマを決めるゼミ[担当:小川 健]

ゼミナール名称毎年度話し合ってテーマを決めるゼミ
研究テーマ~テーマ:テキストを作ろう!~あなたの理想のテキスト作り~
ゼミナール所属経済学部国際経済学科
学修内容このゼミでは集まった新2-3年生みんなで話し合ってその年度に学んでいく内容を決めていく方式を取ります。集まって合意が取られた内容に関してはできる限り尊重するようにします。
反面,その選ばれたテーマに関し教員OGAWAが専門家である保証はどこにも無いので,教員OGAWAは専門家としてではなく,共に学ぶ形を取れればと存じます。教員OGAWAにも一応専門として例えば「水産物貿易の貿易理論からの近経理論分析」などありますが,教員OGAWAの専門がゼミの内容に選ばれたときは1度もありません。
そうして皆で合意を取って「あなたの学びたかったこと」が学べるテキストを作ることを究極的な目標として掲げていますが,普段のゼミではその前段階を行っています。合意の取れたテーマに関してまずは予備知識となる本をみんなで輪読し,予備知識を付けていきます。予備知識を付けるための本を見つけられないテーマが採用されることは殆どありません。そうして予備知識が付いた段階で各自のテーマを探していきます。
学びたいものが十分に学べるテキストが既にあるなら,別にその本を読んでいけば済むはずです。学びたいものが学べない(いいテキストが無い)状況に対し,自分達の手でテキストを作ることを目標にしています。テキストとは別に完全にオリジナルの内容でなくても,こういう観点から世に出る必要がある,と説明できればそれは構わなく,基本はそれを基にゼミ論文(進級論文,卒業論文)は作ることになります。
テーマ選びの話し合いについては教員も必要な限りは同席しますが,何故そのテーマを選んだのかは各々で納得できる理由を確保しておくことが重要になります。真に合意の取れないテーマは実施できませんので,参加者みなが合意の取れるテーマと説得を必要とします。
ゼミ生の人数2021(令和3)年度では4年生1人,2年生1人です。2023(令和5)年度では4年生3人,3年生8人,2年生2人です。
開講日時など毎週水曜日4-5限(但し5限に用事がある場合は要相談)
卒業論文・卒業研究このゼミではゼミとゼミ論(進級論文,卒業論文)を明確に分けます。
卒業研究としては2-3年生のゼミで学んだテーマを基に自分でテーマを探します。
「あなたの単位以外の理由で世に出るべきもの」が見つかった人だけゼミ論(進級論文,卒業論文)は書けます。こちらからテーマ案内の助言は(軽くすることもありますが)基本的には致しません。ゼミ論が書けなかった場合は,ゼミの単位が出てもゼミ論の単位が出ない事はあります。
サブゼミナール水5限は名目上サブゼミと扱っていますが,実際には水4-5限連動なので,独立したサブゼミというものを設けている訳ではございません。
ゼミナール合宿希望があれば実施しますが,希望が無ければ実施はしません。やるにしても強制ではありません。
但し出席日数が足りない場合や内容面での不足がある場合にゼミ合宿で補充することは有ります。
またゼミ合宿にかえて集中講義型で補充する事例も有ります。
対外活動など教員OGAWAのつてなどの付く範囲において,そのテーマに関する話を聞く,場所を訪れるなどをすることはあります。東京証券取引所に見学に行ったことは有りましたし,保険や暗号資産の専門家に来てもらって講演をしてもらったことも,ある学会のシンポジウムを聞きに行ったりしたこともありました。
OB・OGの進路様々ありますので,一概には書ききれません。
OB・OG会今のところは予定していませんが,希望があれば作りたく存じます。
教員紹介1982(昭和57)年12月愛知県名古屋市(守山区)生まれ,愛知県名古屋市(守山区)育ち。
理学部(旧・数学系)を出た後,大学院(修士・博士前期)から経済学を学ぶ。
2011(平成23)年3月課程博士(経済学,名古屋大学)。
広島修道大学・経済科学部で経済数学の教員を3年ほど勤めて後,2015(平成27)年に本学に入る。
主担当は国際経済論,資源・エネルギー論。それ以外に数学補充科目や貿易論などを教えている。
元々の専門は近経貿易理論で,結合生産や中間投入の入った多数国・多数財のリカード・モデルや,水産物貿易の貿易理論からの分析など。マグロやウナギなど国際的に共有された再生可能資源としての水産物貿易の貿易理論からの分析などを主要業績として持つため,水産を知らない人には「マグロ経済学」を専門として持つ,と説明し,水産系の人には「理論物理みたいな経済学の方法で水産を外から眺める」と説明する。他にゼミで学んだ暗号資産教育などを副専門として持つ。

小川健[専修大学研究者情報システム]
HP教員HP: http://takeshi-ogawa-123.nagoya
その他ゼミのテーマ決めの話し合いではそのテーマを選ぶ理由を積極的に 見出すようにして下さい。消去法で選ぶと痛い目を見ます。

写真は1年目の事例です。やり方も都度希望を出して頂ければ できるだけ検討するようにします。個々の希望を出すときは(プライバシーに 関するものを除き)あくまでゼミ生みんなにはかるようにしていきます。
なので,運営の仕方に関する希望などは自分から言うようにして下さい。


1572945018901[2024年1月更新]