労使関係の研究―<働くルール>を考える[担当:浅見 和彦]
ゼミナール名称 | 労使関係の研究―<働くルール>を考える |
研究テーマ | 労働市場、人事労務管理、賃金制度をめぐって、労働者・労働組合、使用者・使用者団体、政府というアクターのあいだで作られるルールのまとまりや制度のことを<労使関係>といいます。ゼミナールでは、これを文献と聞き取り(インタビュー)、アンケート調査などを用いて研究しています。日本の労使関係を国際比較のなかで見ることにも力を入れています。 |
ゼミナール所属 | 経済学部国際経済学科 |
学習内容 | 春合宿からスタートして、前期は文献の報告・討論による研究を中心にしています。6月からグループ・プロジェクト(ゼミ生は“グルプロ”と呼んでいます)が始まります。ゼミ生が自主的にテーマを出して、2人以上の賛同者がいる調査テーマごとにグループ(毎年6~8グループ)がつくられ、文献やインタビュー、アンケートなどを用いて研究し、後期のゼミ授業で発表します。その後、年度末に向けて、個人論文執筆の中間報告等をおこなっています。年間を通して、労働関係の新聞記事の切り抜きを各自で作成し、日常的な動向も整理しています。 |
ゼミ生の人数 | 女性12人、男性14人の計26人(2019年4月現在)。 |
開講日時など | 毎週月曜4限 |
卒業論文・卒業研究 | 4年生は卒業論文(2万字以上)を執筆して、「卒業論文集」を作成しています。2・3年生も「ゼミナール進級論文」を執筆します。 |
サブゼミナール | グループ・プロジェクトのため、正規授業の時限以外(夏休み中も含めて)での学習、インタビュー、報告書の作成などの活動を活発におこなってます。 |
ゼミナール合宿 | 春(3月)と夏(9月)の年2回必ず実施しています。もちろん、研究と交流を兼ねて楽しくやっています。 |
OB・OGの進路 | 都市銀行(三井住友銀行)、地方銀行(きらぼし銀行、群馬銀行、栃木銀行、東邦銀行、第四銀行)、信用金庫(城北信用金庫)、電機(パナソニック)、食品・飲料(ブルボン、日本食研、サントリー)、化粧品(資生堂)、不動産(みずほ不動産販売)、鉄道(JR東海)、旅行代理店(HIS)、テレビ局(福島中央テレビ)、IT(NID)、精密機器(コニカミノルタ)、求人情報(マイナビ)、自動車販売(ネッツトヨタ横浜)、Jリーグクラブ(湘南ベルマーレ)、警察(神奈川県警)、大学院進学(専修大学、University College London)など。 |
教員紹介 | 1991年から専修大学教員。日本とイギリスの労使関係の研究が専門です。 2000年から2001年までイギリスのキール大学労使関係研究センター客員研究員。 2016年から2017年までイギリスのウエストミンスター大学建築環境研究センター客員研究員。 労働組合や研究機関との共同研究、さらに労使関係の実務家向けの講演活動もたくさんおこなっています。 浅見和彦[研究者情報データベースへ] |
HP | http://e-kyodo.sakura.ne.jp/asamikazuhiko/index.htm |
[2019年3月更新]