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日本と世界の財政問題を考える[担当:鈴木 将覚]

ゼミナール名称日本と世界の財政問題を考える
研究テーマ日本と諸外国の財政分野に関する政策課題を考えます。財政分野は、我々の生活に関連した問題が多いこと、その守備範囲が広いことなどが特徴として挙げられます。考えるべき政策課題としては、政府債務の持続可能性、消費税・所得税などの税制改革、地方分権改革、少子化に伴う地方財政問題、世代間格差、個人間の所得・資産格差、貧困問題、子育て支援、高齢者・女性労働の促進策、公的年金改革、医療・介護保険制度改革などがあります。
ゼミナール所属経済学部 経済学科
学修内容財政問題を考えるためには、各種制度に関する幅広い知識が必要となります。そのため、2~3年生は財政の様々な分野に関する教科書及び論文を輪読し、基礎的な力を養います。輪読の際に行われる各人の報告は、プレゼンテーションの練習も兼ねています。また、財政の基礎的な知識をもとに、各班に分かれて、今まさに世間で議論されている財政問題について調べていきます。その内容は、夏合宿や他ゼミとのインゼミにおいて報告されます。  
4年生は、各人がテーマを選択し、卒業論文を仕上げます。
ゼミ生の人数現在(2022年度)のゼミ生が第5~7期生で、ゼミ構成は4年生13名(女子2名)、3年生7名(女子4名)、2年生6名(女子2名)です。
開講日時など月曜日4限
卒業論文・卒業研究4年生の卒業論文(ゼミナール研究論文)では、各自が関心のあるテーマを選んで、それについて深く分析して論文を完成させます。研究テーマは、財政に関係するものであれば自由に設定ができますが、これは先行研究を踏まえた上で研究すべきことを自分で決めなければならないことでもあり、研究センスが問われます。論文作成には、その作業過程、物事を深く理解すること、人を説得するための方法やそれを文章として仕上げる技術など、学生時代に学ぶべき要素が豊富に含まれています。
 
―過去に研究されたテーマ例―
私的年金の拡充をいかにして行うか
研究開発を促進する薬価改定制度とは?
5Gによる遠隔医療の進化
最低賃金を引き上げるべきか
脱炭素社会におけるエネルギー
ポイントプログラムの経済効果
ふるさと納税の研究
第三セクターの鉄道と税金
統合型リゾート開発の地方経済への影響
対内直接投資による地方活性化策
ゼミナール合宿夏合宿を行っています(たまに春合宿も)。各班に分かれて報告・討論を行うほか、レクリェーションもあります。
OB・OG
OB・OGの進路は、国家・地方公務員、金融機関、電子機器、医療機器、食品、建設、不動産、通信、広告など。OB・OG会もあります。
教員紹介一橋大学経済学部卒業、京都大学博士(経済学)。京都大学経済研究所先端政策分析研究センター准教授等を経て、現在専修大学経済学部教授。主な著作に『グローバル経済下の法人税改革』(京都大学学術出版会、2014年、第24回租税資料館賞)、『財政学15講』(新世社、2018年、共著)など。 

鈴木 将覚[専修大学研究者情報システム]
ゼミナール紹介_経済学部_鈴木将覚ゼミ01▲チーム・プレゼンテーション
ゼミナール紹介_経済学部_鈴木将覚ゼミ02▲休憩時間
ゼミナール紹介_経済学部_鈴木将覚ゼミ03▲OB・OGとともに
[2023年7月更新]