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企業・産業のゲーム理論的分析[担当:石原 秀彦]

ゼミナール名称企業・産業のゲーム理論的分析
研究テーマ企業や産業に関する諸問題を、ミクロ経済学やゲーム理論、情報の経済学を用いて理論的に分析することを目指します。
ゼミナール所属経済学部現代経済学科
学修内容企業や産業に関する多くの問題は、伝統的な均衡理論によって分析することが難しく、1960年代まではもっぱら構造や行動、成果に関する統計間の実証分析ばかりが行われ、理論的な分析はなかなか進みませんでした。ところが、1960年代から1970年代にかけて、ゲーム理論や情報の経済学が発達すると、その成果を生かして、企業や産業の理論的な分析が盛んに行われるようになり、カルテルや広告戦略、企業統合など様々な問題に対して理解が深まりました。

ゼミでは、企業や産業の問題を、通説や印象論ではなく、客観的な統計データで把握し、ミクロ経済学やゲーム理論によって理論的に分析できるようになることを目標にします。

2・3年次では、2年生と3年生を合わせて3~4人で組んだグループ単位で学習を進めます。初めに教科書を輪読することで、企業・産業や経済学の基礎知識を学びます。並行してグループ研究を進め、夏合宿で中間報告、後期に最終報告を行い、論文を作成・提出してもらいます。

4年次は、輪読の際に議論に参加するとともに、卒業論文研究を進め、やはり夏合宿で中間報告、後期に最終報告を行い、論文を作成・提出してもらいます。
ゼミ生の人数2023年度は、4年生1人、3年生6人、2年生3人の計13人(うち女子1人)でした。
開講日時など2・3・4年生ともに、毎週月曜日4限に実施しています。
卒業論文・卒業研究卒業論文の多くは、3年時のグループ研究をベースにして執筆されています。
以下は、過去の卒業論文のタイトルの例です。
・日本でiPhoneのシェア率が高いのはなぜか
・なぜ日本の地域金融機関は苦境に立たされることになったのか
・なぜ総合商社はコンビニエンスストアに出資したのか
・平成の大合併はなぜ行われたか
・近年話題になっている高等教育の無償化はなぜ進められているのか
・音楽・映画業界はサブスクリプションサービスによってどのような変化をしたのか
サブゼミナール
サブゼミは実施していません。
ゼミナール合宿ゼミナール合宿は、9月に1回実施しています。
教員紹介1999年4月より専修大学におります。貨幣・金融理論を研究していて、データを用いた実証分析は全く素人なのですが,進級論文、卒業論文では統計データに基づいた研究を推奨しています。

石原 秀彦[専修大学研究者情報システム]
ゼミナール紹介_経済学部_石原秀彦ゼミ_01▲2023年度ゼミ合宿
ゼミナール紹介_経済学部_石原秀彦ゼミ_02▲2023年度ゼミ合宿
ゼミナール紹介_経済学部_石原秀彦ゼミ_03▲2023年度ゼミ合宿
[2024年3月更新]