各種助成制度

専修大学大学院では、大学院の学生や大学院博士後期課程の修了者を対象として、研究活動の奨励や支援などのために各種助成を行っています。

学会発表に対する助成

専修大学大学院の修士課程及び博士後期課程の学生が、学会における発表及び報告を奨励することを目的として、必要な助成を行う学会発表に対する助成制度があります。

目的

本学大学院学生の学会(学術会議)における活動を援助することを目的とします。日本学術会議に登録されている学会または、国際的に認められている国際学術団体が主催する国際会議で次に掲げる要件のいずれかに該当する国際学術会議が助成の対象となります。

ア 国際学術会議を主催する国際学術団体の役員が所属する研究機関の所在地が、日本を含む3以上の国又はこれに準ずる地域であること。

イ 国際学術会議の講演者、研究発表者及びその運営について重要な役割を担当する者が所属する研究機関の所在地が、 日本を含む3以上の国又はこれに準ずる地域であること。

対象

修士課程および博士後期課程に在学する学生で、学会において個人研究若しくは共同研究の発表又はシンポジウムの報告を行うときに助成します。

内容

国内で開催される場合

ア 交通費… 50,000円を上限として助成します。
鉄道賃は、実費(学割)ですが、100km以遠の場合は特急料金を加算します。
航空賃は、北海道、四国、九州への出張または、列車の運行する距離が片道1,000キロメートル以上の場合に助成対象とします。
イ 宿泊費… 1泊10,000円を上限とし、3泊までです。
ウ 資料作成費… 7,000円です。
※首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)での参加の場合は、資料作成費のみ助成し、交通費・宿泊費は助成しません。

海外で開催される場合

ア 交通費・宿泊費…距離を近距離・中距離・遠距離に分け、それぞれ以下のとおり助成します。
距離 国・地域 交通費 宿泊費
近距離 中国、台湾及び韓国 60,000円を上限とする 1泊 10,000円を上限とし、3泊までとする
中距離 近距離以外のアジア及び大洋州(ハワイを含む) 80,000円を上限とする 1泊 10,000円を上限とし、4泊までとする
長距離 欧州(NIS諸国を含む)、中東、アフリカ、北米及び中南米 100,000円を上限とする 1泊 10,000円を上限とし、4泊までとする
イ 資料作成費… 7,000円です。

※助成は学会開催の国内海外を問わず、1人、年1回までです。

コピー代助成

修士論文、博士論文(課程博士)各2冊分のコピー代の助成

修了年次に提出する修士論文、博士論文(課程博士)3冊分のうち2冊分のコピー代をコピーカードにて助成します。

個人研究用コピー代助成

個人で文献・資料等をコピーする場合、修士課程学生では500枚、博士後期課程学生は700枚分のコピーカードを配布します。

課程博士論文刊行助成

専修大学大学院博士後期課程を修了し、課程博士の学位を授与された者で、当該論文を公表刊行するものに対し、助成します。
刊行助成費は、刊行するために必要な直接出版費の3分の2以内で100万円を限度とし、刊行部数は500部を限度としています。