社会学科




社会に抱いた疑問は、
自らフィールドへ出て解決策を探求する。
人々の生活の場を対象に、人の意識や姿を学ぶのが社会学の基本です。自ら立てた問いに対して、現場で聴き取り調査を行い、その声から仲間と議論し、独自の解を導く。こうしたフィールドワークを通して、社会は同質ではないことや自らも多様な社会の一員であることを認識するでしょう。社会学科は、専門科目数・専任教員数ともに社会学系学科を持つ大学の中でも屈指の規模です。幅広い専門科目群から将来の進路を想定して学ぶために3つの系を用意していますが、他の系にも視野や関心を柔軟に広げ、得た知識を自分の専門領域にフィードバックして研究を深めることができます。社会を多面的にとらえ、社会に対して働きかけることのできる人材育成が本学科の目標です。

学びの特徴

「社会」=「世の中」を科学する社会学
社会学科生専用の社会調査実習室やコンピュータルームなど恵まれた設備のもと、約560名の学生が16名の専任教員とともに学んでいます。日本の大学の中でも屈指の規模と質を誇る社会学科です。

学びの特徴

3つの研究・学修領域

「文化・システム」系

現代社会の象徴的事象に注目する。

「現代社会論」をコア科目に「現代文化論」「ネットワーク・メディア論」「社会意識論」「比較社会論」など、コミュニケーションやメディア、情報や文化、社会学理論に関心を持つ学生の好奇心にこたえる領域です。
「生活・福祉」系

家族、高齢者など人の生活に注目する。

「生活の社会学」をコア科目に「家族の社会学」「仕事の社会学」「福祉の社会学」「ケアの社会学」など子どもから高齢者まで、人の成長過程とそれを取り巻く環境という生活に密着した視点から実践的に学びます。
「地域・エリアスタディーズ」系

日本の地域の変動に注目する。

「地域社会変動」をコア科目に「エスニシティと都市」「環境・災害・コミュニティ」「グローバル都市論」など日本の地域の変動に注目します。また、海外から来た人々のコミュニティにも関心を持って学びます。
少人数のゼミナール
1年次の「専門入門ゼミナール」に始まり、2年次の「社会調査実習」や「文献研究」、3・4年次の「専門ゼミナール」まで、いずれも10名程度の少人数クラスで研究や討論を重ね、社会学の方法と多面的なものの見方を身につけます。
少人数のゼミナール
社会調査士の資格を取得
社会調査士(一般社団法人社会調査協会認定)の資格取得プログラムが充実している社会学科では、1年次の「社会調査の基礎」、2年次の「社会調査実習」をはじめ、関連科目を履修し、調査の技法を学ぶことで、無理なく資格を取得できます。
社会調査士の資格を取得
研究施設の充実社会
調査の結果を統計処理して分析する専用のコンピュータルーム、ディスカッションや報告書作成、情報共有ができる社会調査実習室や映像ルームなど、社会学科専用の充実した教育研究施設を自由に利用できます。
研究施設の充実社会

成長のプロセス

成長のプロセス1年次_社会学科
1年次
専門入門ゼミで基本を身につける。
文献の輪読やグループ研究から発表方法、レジュメの書き方などの基本を学ぶ。
成長のプロセス2年次_社会学科
2年次
社会調査実習で現場を体験する
フィールドでの調査方法、マナー、調査立案の方法など実践的に学ぶ。
成長のプロセス3年次_社会学科
3年次
専門ゼミで選択した系を研究する
自分の選択した系で研究を進める。
※選択した系以外の科目も履修が可能。
成長のプロセス4年次_社会学科
4年次
卒業論文で研究の成果をまとめる
専門領域に関するフィールドワークでの体験をもとに研究成果を自分の言葉でまとめあげる。
現場から発送する研究=フィールドワークを重視した学び。