心理学科


国家資格「公認心理師」への対応について

専修大学においては、平成30年度入学者カリキュラムより、公認心理師国家資格の受験資格取得に必要な科目を開講しました。
公認心理師とは、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、他の職種スタッフと協働・連携しながら、主に心の健康や発達の課題を担う役割を担当する国家資格です。
また、平成29年度までに入学された方は、公認心理師国家試験の特例の受験資格(公認心理師法附則第2条第1項第3号および第4号)のために大学で修めなければならない科目(公認心理師法施行規則附則第3条)に対する本学の授業科目の該当一覧を掲出しましたので、ご参照ください。


なお、編入学、学士入学、再入学及び復籍をご希望の方は、カリキュラムが異なりますので、別途お問い合わせください。
基礎心理学と臨床心理学、
偏りなく幅広い領域をバランスよく学べる。
心理学には、人間の心の仕組みを実験や観察によって確かめる基礎心理学と、カウンセリングなどの実践に取り組む臨床心理学がありますが、このどちらにも偏らず学べることが専修大学の心理学科の特徴です。現代心理学の認知、学習、発達、社会、臨床など、心理学の幅広い分野を偏りなく、系統的に学べるように科目を用意し、脳波測定や動物実験などの基礎・実験系から、カウンセリングなど臨床系の科目まで広範な領域を学ぶことができます。カウンセリング実習や心理アセスメントの実習のほか、施設の見学やグループワークなど実践的な学びも充実。この学びの環境から、心の問題に悩む人を支援するときも、思いつきや権威に頼らず科学的に対処できる人材を育てます。

学びの特徴

心理学の「知」と「スキル」を身につけます。
講義・実習・研究の全てを備え、広範な領域をカバーする多彩な授業で、偏りのない心理学教育を行います。

心理学科学びの特徴


幅広い領域をカバー

心理学の分野を幅広く学び、興味の分野を掘り下げていく。

認知、生理、学習、発達、社会、臨床といった心理学の幅広い分野を偏りなく、系統的に学ぶことができます。3年次以降は学生それぞれの興味に従い、卒業論文に向けての研究を行います。
「心」を実践的に研究

実践的な研究が可能な実験・実習室など設備を充実。

カウンセリング実習や心理アセスメント実習の他、施設見学やグループワークなどが充実。また、設備面でも動物実験や神経細胞の電気的な記録まで、実践的な研究が可能です。
少人数制の恵まれた環境

専任教員1人当たり学生約5名。徹底した少人数教育を実施。

1学年の学生数は、専任教員1人当たり約5名。徹底した少人数教育をベースに、心理学の研究方法や専門的なスキル、また、卒業論文の研究・執筆まで、一人ひとりにじっくり時間をかけて指導します。
専用コンピュータルーム

専用コンピュータルーム
実験材料の準備やプログラミング、データの統計解析やレポート作成など、心理学科の実験や調査にはコンピュータが不可欠です。心理学科では専用のコンピュータ約70台が自由に利用できます。また、情報交換の場としても役立っています。
大学院生がサポート

大学院生がサポート
専用コンピュータルームにはティーチングアシスタントの大学院生がいます。データ処理の方法やレポートの書き方など、分からないことがあれば何でも相談してください。的確なアドバイスによりその場で疑問が解消できます。
臨床心理士・公認心理師資格への対応

臨床心理士・公認心理師資格への対応
認定心理士の申請資格および産業カウンセラーの受験資格が取得可能な他、専修大学大学院は(財)日本臨床心理士資格認定協会の指定を受けているため、大学院に進学し修士課程を修了することで、臨床心理士の受験資格を得ることができます。

成長のプロセス

成長のプロセス1年次_心理学科
1年次
概論から実験・調査方法まで基礎を学ぶ
「心」の探究方法を実体験し、データをもとにレポートを書く方法など、基礎を身につける。
成長のプロセス2年次_心理学科
2年次
より高度な心理学の研究方法を学ぶ
コンピュータを活用して、より高度な心理学研究の方法を身につける。
成長のプロセス3年次_心理学科
3年次
興味ある分野の研究を始める
1・2年次に学んだ幅広い領域から興味のある分野を選択し、研究を始める。
成長のプロセス4年次_心理学科
4年次
卒業論文で研究の成果をまとめる
3年次から研究してきたテーマと収集データをもとに卒業論文をまとめあげる。
実験・実習室など充実の環境下で基礎と臨床を徹底修得。