商学部創立50周年記念事業

記念事業の趣旨

1.記念事業の趣旨

専修大学商学部は、2015年に商学教育110年、商学部創設50周年を迎えました。

専修大学の商学教育は、1905年に商科が設置されて始まります。

1917年には計理科が新設されて多くの計理士を輩出して「計理専修」の名を高めました。1965年に商学部商業学科が設置されるまで、学部、学科名は変転しましたが、商学教育は実学教育を重視した専修大学の歴史のなかで連綿と続いてきました。この長きにわたる歴史と伝統は日本の大学の中でも有数であります。

商学部の歴史を振り返ると、1968年に会計学科を設置。2000年にはカリキュラムを一新し、全学に先駆けて専門科目のセメスター制を導入。2006年には商業学科をマーケティング学科に改称し、現在マーケティング学科4コース制、会計学科4履修モデルの教育体制となっています。商学部は研究の充実をはかっています。

私たちは50周年を機に、これまでの大きな蓄積を未来に向けてのバネとし、さらなる発展を期して、記念事業を企画しました。教育・研究の中心は「ひと」です。記念事業では、商学部スタッフの研究蓄積を軸に、社会に輩出した5万人を超える卒業生と、現役の学生、さらに未来の学部生となる受験生、そして地域の人々とを固く繋ぎあわすことを目指しております。記念事業が商学部のさらなる発展の大きな一里塚となるよう努力してまいります。

2.記念事業について

1.記念事業年度:平成26年~27年度
2.記念事業の概要(展開順)
(1)商業高校における学習指導要領の改訂にともなう教育支援や情報交換の促進
商業高校における学習指導要領の改訂にともない、「ビジネス経済」「ビジネス情報管理」「商品開発」「管理会計」等の新設科目を中心に、商学部の教員が出張授業をとおして商業高校の教育支援を致します。
(2)高等学校への出張授業
商学部をよりよく知ってもらうために、特別に企画いたしました。
(3)「商学部創立50周年記念特殊講義 ビジネス・インサイトⅠ」(平成26年度後期開講)
ビジネス界で活躍する商学部の卒業生を講師として招き、彼らが直面する様々な課題について学びながら、ビジネス上の課題解決能力を習得する講義です。
(4)「商学部創立50周年記念特殊講義 ビジネス・インサイトⅡ」(平成27年度前期開講)
地域の事業者を講師として招き、地域社会の課題について学びながら、地域の課題解決能力を習得する講義です。
(5)「専修大学商学部50年小史」「専修商学論集50周年記念号」の刊行
商学部50年の過去を振り返り、未来を展望します。
※『専修商学論集』101号(平成27年7月刊行)掲載予定
(6)商学部創立50周年記念式典:平成27年10月17日(土)
「ビジネス・インサイトⅠ・Ⅱ」の成果発表会
記念シンポジウム、記念講演会、記念祝賀会等