野球は使用するボールによって、硬式、準硬式、軟式の3種類があるが、第2次大戦直後、硬式野球は用具不足に悩まされた。そうした背景のもと、昭和24(1949)年に、できるだけ硬式に近く、なおかつ気軽に楽しめる野球をめざして準硬式ボールが開発された。見かけは軟式(天然ゴム)だが、中身は硬式ボールと同じで試合形式もまったく同様である。
本学の準硬式野球部は昭和23(1948)年、軟式野球クラブとして発足したが、よく昭和24年には東都大学軟式野球連盟が結成され、その創立メンバーとなった。昭和25年に連盟が準硬式ボールを採用するとともに、準硬式野球部と名称を変更し、東都大学準硬式野球リーグに参戦した。同年の秋季リーグにおいて早くも初優勝を飾った。
部史のなかで燦然と輝くのは、昭和53(1978)年からの連続5シーズン優勝という快挙である。その後、強弱の波を繰り返しながら平成を迎え、平成12年から14年にかけて春・秋のどちらかに優勝するなど実績を積み重ね、第2期黄金時代をうかがっている。