学生の取り組み

 本学では、地球的規模で危機的な状況にある地球温暖化や森林破壊の抑制・防止に協力するため、各種取り組みを行っています。

エコキャッププロジェクト(2007年度)

国際協力サークルの「S・I・A」が、生田キャンパス4箇所、神田キャンパス10箇所に回収用の段ボール箱を設置。2007年度で約7万個(生田・3万4200、神田・3万6000)が集まった。
回収されたエコキャップは、ボランティアグループを通じて売却しリサイクルされ、売上金はポリオワクチンとして途上国に贈られる。800個で20円が一人分のワクチン代になる。(※7万個で約87人分)

綿貫ゼミナール(ネットワーク情報)の取り組み

一村一品・知恵の環づくり in 神奈川 環境教育部門賞を受賞(2007年)

ネットワーク情報学部3年次の必修科目プロジェクトで、地球温暖化対策の意識啓発についてまとめる研究「Stop Global Warming(略称・SGW)」を行う。この研究結果は、神奈川県地球温暖化防止活動推進センター主催「一村一品・知恵の環(わ)づくり in 神奈川」環境教育部門賞を受賞した。

川崎国際環境技術展(2009年)

川崎市内の企業、大学等がもつ環境技術の高さを世界に発信する「川崎国際環境技術展」が117団体、199ブースが出展して2009年2月17、18日の両日、中原区のとどろきアリーナで開かれた。本学もネットワーク情報学部の学生を中心に研究成果を出展した。

川崎国際環境技術展(2011年)

情報科学研究所は2011年2月16、17日に川崎市中原区のとどろきアリーナほかで開かれた「川崎国際環境技術展2011」に出展した。
今回は、ネットワーク情報学部・上平崇仁プロジェクトの「komel 『食べる』を知ろう」のほか、綿貫理明同学部教授が川崎市産業振興財団のコーディネートで太陽電音(株)、(有)伊藤工業と連携して開発した「自転車型人力発電機」を展示。さらにこれを応用した「体育館を発電所に」のビジネスモデルを展示した。展示にあたっては、綿貫プロジェクトの学生たちが説明などを務めた。

自動車部がチーム・マイナス6%軽自動車6時間耐久レースで優勝(2008年)

チーム・マイナス6%に参加する自動車部が、2008年10月13日、長野県スポーツアイランド信州で行わた、関東学生対抗チーム・マイナス6%軽自動車6時間耐久レースで、初優勝を遂げた。この大会はチーム・マイナス6%の一員である全日本学生自動車連盟関東支部が主催。「バイオエタノール3%混合燃料」を全面的に使用し、環境にやさしいモータースポーツ活動を提案している。

岩尾ゼミが千代田区コミュニティサイクル社会実験に協力(2010年)

商学部の岩尾詠一郎ゼミでは、2010年10月25日から千代田区のマルチポート型コミュニティサイクル社会実験に参加した。
この実験は、「経済と環境の調和」「安全で快適な賑わいのあるまちづくり」をテーマに大丸有地区・周辺地区環境交通推進協議会が実施主体として行っているもので、岩尾准教授が同協議会メンバーであることから、ゼミ生の大石亜莉沙さん、岡本聡さん、鈴木真史さん(いずれも2部33年次)が交代でサイクルポートの受付業務などを行った。

ネットワーク情報学部生が、ITの活用で地球温暖化の解決策提案(2010年)

ネットワーク情報学部3年次の栗橋翠さん、武林冬樹さん、高野葉子さんは、2010年3月30日に行われたマイクロソフト主催の学生IT技術コンテスト「Imagine Cup 2010」(テーマ:ITを活用して、世界の社会問題を解決しよう)組み込み開発部門日本大会に初の出場で準優勝を果たした。
提案した解決策は、地球温暖化問題を解決するため、南半球に塩生植物であるマングローブを乗せた人工浮島「Green Island」(グリーンアイランド)を放流し、効果的に二酸化炭素を回収するというもの。