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日本文学文化学科のゼミナール


入門ゼミナール(1年次)

 1年次の前期に、全員が入門ゼミナールを履修します。
 入門ゼミナールは、主に日本文学文化研究のための基本的な研究方法を学ぶゼミナールで、日本文学文化学科の専任教員によって約20人程度の少人数で行います。

ゼミナール(2年次から)
 2年次から4年次まで、全員がゼミナールT・U・Vを履修します。 1年次の後期に希望調査をした上で、2年次から13人の専任教員・フいずれかのゼミナールに所属します。
 各ゼミナールは、上代から現代までの文学・文化、中国文学、書道、文藝創作、出版編集など、それぞれ専門的な領域で、各自のテーマを探求・発表していきます。原則として、ゼミナールは各学年15名を上限に、少人数授業を展開しています。
 各ゼミナールは、それぞれに特色があり、レギュラータイムのゼミナールだけでなく、ゼミ合宿や旅行、文学散歩、文学調査、演劇鑑賞、合評会、雑誌編集・発行など、様々な活動をしています。

各ゼミナール名をクリックすると、ゼミのサイトににリンクします。
をクリックすると、「ゼミナールT」のシラバスにリンクします。
                                                          
ゼミナール 主なテーマ  シラバス
  板坂 ゼミ  近世(江戸期)の文学・文化
  今井 ゼミ 平安朝文学の研究
   大浦 ゼミ  上代文学の研究
  小山内 ゼミ  日本の現代演劇研究
  川上 ゼミ  出版文化・ジャーナリズム、ゼミ雑誌『SHOW』の編集・発行
  小林 ゼミ   文藝創作
  高橋 ゼミ  日本近現代文学とメディア
  蔦尾 ゼミ  中世文学の研究
  濱崎 ゼミ  京都の伝統文化・プロデュース論
  廣瀬 ゼミ  中国文学研究
  松尾 ゼミ  王羲之の書
  山口 ゼミ  文化のなかの「文学」/文学を取り込む「文化」
  米村 ゼミ  日本近現代文学とアニメーション




〜平成二十八年度卒業論文題目〜

〈旧・石黒ゼミ〉
平安時代の結婚と女性の姿
能と世阿弥の思想
中世文学の異性装
中世における女性商人と芸能人
フットボールについて
『発心集』からみる鴨長明の心
源氏物語・平家物語・昔話・民話
修験道研究と異人論
橋姫の物語とその変遷について
中世武士の変化について
わらべ歌考
平安時代の陰陽師とその役割
平安貴族の恋愛
刀鍛冶の伝説と地位の変容

〈板坂ゼミ〉
装置としてのカニバリズム
女性の衣裳にみる花文様の変遷
音から見る歌舞伎とオペラ
現代社会における「ジェンダー」の在り方
江戸時代と現代から見るアイドル考
日本の音楽と調弦
キャラクターとしての鼠像の変遷…御伽草子から現代まで…
九相観について
史実と派生作品から見る忠臣蔵の魅力
吉田松陰の教育方針と現代教育について
「新撰組」とその創作物について
祭りと音楽 『西鶴諸国はなし』の中に見る他者意識
『幽霊塔』の変奏〜黒岩涙香・江戸川乱歩・ジブリ〜
『男色大鑑』と現代のBL比較

〈今井ゼミ〉
『源氏物語』論―「食」という視点から―
『源氏物語』論―色・衣・人―
『源氏物語』論―明石一族をめぐって―

〈大浦ゼミ〉
古事記 はじまりの神話世界
万葉集における赤裳の表現性
萬葉集の「虹」 についての考察

〈小山内ゼミ〉
「虚構」と「想像力」の果て―寺山修司がやりたかったこと―

〈川上ゼミ〉
障害者雇用に今求められているものとは何か
バーチャルアイドルにおける物語と余情
現代日本におけるポピュラー音楽産業の変化と今後
大卒者における就職・採用活動の在り方について
学校教育におけるスポーツ
なぜ学生運動が敬遠されてしまうのか
「ウケる」から見る日本語の笑うこと
紙媒体の存在意義―多様化するメディアの中で―
ヴォイド・シェイパシリーズの軌跡―ゼンは何を求めたのか―
韓国と日本のアイドルの違い
日本人の宗教観の変遷について
コミックコードからみる漫画規制
日本人と他界
残酷映画が表象するものとは何か

〈小林ゼミ〉
みんな我が儘
家族の血
鋼翼の騎士
千晶の名前
グラスピング トゥ コントロール
掌編集
二人病
母の愛
伽藍に幻
海色(みいろ)
星空交響曲

〈高橋ゼミ〉
キャラクターからみる森見登美彦小説の魅力
綿矢りさ作品から考える、自分を生きる方法
本谷有希子の渦と解放
相撲―神事としての相撲から娯楽としての相撲へ―
芥川龍之介の児童文学における色彩感覚
山本文緒の描く女性たち
「山高帽子」論
池田理代子著「ベルサイユのばら」におけるアンドレのキャラクター像
浅田次郎論 作品から伝わる不変のテーマとは
谷崎潤一郎と人工美
ドライズム〜他のクリエイターが描いたドラえもんの世界観〜
日本SFは時代の幻想(ユメ)を見るか
女児向けヒロインの成長と女性の自己実現との関連についての考察
ハウルの動く城論
湊かなえ作家論
『図書館戦争』シリーズにおける主人公の認識と現実との関わり

〈仲川ゼミ〉
唐模本 蘭亭序の比較と検討
六朝楷書―龍門造像記を中心として―
和様の書を創始した道風の研究
空海の生涯と日本へもたらした影響
現代書とは何か

(濱崎ゼミ〉
西陣織の現状と課題
人はなぜ化粧をするのか―化粧の歴史とその役割―
稚児衣装からみる祭り―祇園祭を軸に―
動物譚考―日本とヨーロッパの比較から―
日本人は何故「月」に魅せられるのか
鬼ごっこの変遷
茶道具の性質における機能美との関係
民衆はなぜ怨霊信仰を受け入れたのか
日本文化と現代人との関わりにおける考察
改暦による年中行事のずれ―明治改暦が与えた影響―

〈廣瀬ゼミ〉
『聊齋志異』における蒲松齢の女性観
『列仙伝』―仙人への希求―
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』における戦争と暴力

〈山口ゼミ〉
又吉直樹『花火』から見る現代の芸人像
三浦しをん『光』論―暴力の背景と関係図について―
『香月日輪』論―全体からみる香月日輪作品の特徴と、男性像の考察
滝本竜彦論―その受けた影響と「セカイ系」としての滝本竜彦―
平田オリザ『幕が上がる』論―舞台の中で生きる少女たちの成長―
介護からみる『恍惚の人』について

〈米村ゼミ〉
"ループもの"アニメーションにおける「救済」について
「かわいい」文化論
『蟲師』にみる境界越境と通過儀礼
二次創作の役割―二次創作から見た『艦これ』―
『パプリカ』における現実と虚構の表現
キャラクター・俳優・観客の関係性からみる「2.5次元ミュージカル」の消費
小説掲載の場としてのtwitter―『ニンジャスレイヤー』から―
『1Q84』からみる女性表象―彼女たちの「戦い」とは―
「ウルトラ怪獣」とはどのような存在か―キャラクターとしての一面を持つ成田享の芸術作品―
漫画的スターシステムにおけるキャラクター消費
「2.5次元ミュージカル」の魅力と可能性
アニメ消費から見る若者の個の捉え方